尿検査で脳腫瘍を診断

名古屋大学の研究チームが脳に出来た腫瘍が特殊な物質を分泌していること、そして尿として排出されたときに検出できることを発見しました。この微小物質はマイクロRNAと呼ばれています。今までは症状が出たりしたときに原因が脳腫瘍だと分かったとしても、かなり進行しているので手術が困難になるとの事が多かったようです。しかし、今後は健康診断の尿検査の項目に脳腫瘍の有無が加えられれば、早期発早期治療につながります。また、更なる研究が必要ではありますが、尿検査により臓器の癌の発見もマイクロRNAのパターンから可能になるとの事です。一滴の尿から大発見になったのですが、これはコロナ等のウイルスを下水から発見することに何となく似ているかと思います。

 

-2021年04月14日-