塙保己一資料館

塙はハニワではなくハナワです。塙保己一は【群書類従】という文学全集と歴史物全集を合わせた、また、医学書も納めているから江戸時代の百科事典の役割もしたようなすごい本を著した学者です。否、実際は、本ではなく、本が印刷できる活字を作成したので印刷屋なのでしょうか?全部で3万4千ページにもなる文献集を全盲の保己一は34歳から編纂を始めて74歳までの40年間かけて完成しました。彼は埼玉県の本庄市に生まれました。この偉業を称えて塙保己一資料館を完成したのが、郷土の後輩にあたる渋沢栄一なのでした。保己一の偉業を聞いたヘレン・ケラー女史も来館して感動の言葉を残しています。<塙保己一の名前は永遠に伝わりゆくことでしょう。>

-2021年04月13日-