著作権法改正で泣き笑い

参院本会議で【改正著作権法】が全会一致で可決されました。図書館が蔵書や資料を希望者に電子メールで送信するサービスが開始されます。コロナ禍でもあり非常に便利になります。現在も蔵書のコピーは郵送して頂けますが、資料を手に入れるスピードは数段加速されると思います。今回の制度は現在既にに稼働している【電子図書館】とは内容が異なります。電子図書館は作家も出版社も当初から電子出版を念頭に置いた電子書籍であり<著作権>等の利害関係は調整されています。この新しい制度はデジタル化された全ての出版物についての電子利用が可能になりますので、図書館利用者、消費者には嬉しい話ですが、本の著作者や出版社、書店にとっては死活問題に発展します。出版物の総売り上げ額はこの四半世紀の間にほぼ半減したと言っても過言ではない状態に陥りました。私は本は図書館で借りずに必ず書店で新刊本なり文庫本なりを購入しています。私は4色の蛍光ペンを使いながら筆者の意見、先人や古典の言葉、重要箇所、不明な箇所等に印をつけます。

-2021年05月31日-