聖火走者に芸妓さんやヨガ講師

東京五輪の聖火ランナーには往時のオリンピック選手等の参加が多いのですが、意外な人も走りました。まずは伊豆長岡温泉の24歳の芸妓です。子供の頃から日本舞踊を仕込まれていたので、芸妓衆のイベントを見た時にこの世界に入る決意をして会社を辞めたそうです。温泉街の芸妓は過去には400名もいたのに現在ではやっと10名との事です。昨今は座敷に呼ばれる回数も減りアルバイトをしながら舞踊の稽古に励んでいるようです。また、岩手県では高校1年生ながらヨガのインストラクターをやっている女性も聖火のランナーを務めました。この女性は中学1年生の時にヨガのインストラクターの資格試験に合格したキャリアの持ち主です。コロナ禍では対面のお仕事は困難になると思いますが、このお二人には、今は自己の技を磨くべき時と捉えながら、更に精進を重ねて頂きたいですね。

-2021年06月27日-