癌の10年間生存率は1~2割から8~9割まで多様

国立がん研究センターががん患者の5年後と10年後の生存率を発表しました。それによりますと、約30万人のがん患者の追跡調査の結果、10年前に癌と診断されたすべての患者の中で6割が生存しているとの事でした。ところがこの生存率は癌の部位により大きく異なる事が判明されました。胃癌や大腸癌の患者は3人中2人が生存していますが、肺癌や食道癌では3人中1人です。乳癌、子宮癌、前立腺癌は8割、9割の生存率です。肝臓癌、膵臓癌はかなり厳しい結果でした。

-2021年12月25日-