日教組出身元民主党幹事長より立憲へ注文

日本教職員組合の幹部から社会党代議士、民主党参院議員会長・幹事長を永らく務めた輿石東氏より野党第1党の立憲民主党に対して激励と要望がございました。曰く、現在は<国民の間には民主党が政権交代した時のようなワクワク感、ドキドキ感が全く感じられない。>都議選でも政権を奪取するとの気迫が感じられなかったとの事です。立憲は<小池都知事に見捨てられた同情票の域を出ていない>ような失礼な発言もありました。とにかく【他の野党との内輪もめはやめて大同団結せよ】との激励です。ただし、【象徴天皇制の維持】、【自衛隊の合憲】、【日米安保条約堅持】等についての根幹部分の政策が異なるので、【共産党とは政権を共にするのは不可能だ。】と釘を刺しました。おそらく輿石氏の念頭には【与党】(自民・公明)、【野党】(立憲・国民・社民・維新)、【革命党】(共産)の3ブロック体制が描かれているのかも知れません。だとしますと、これは戦後、否、戦前より継続している【日本の伝統的な政党観】そのものですね。

 

-2021年08月11日-