一芸突出児童の支援

文部科学省は<ある特定分野の才能に秀でてはいるが、総合的な知能や対人関係能力が低い児童の支援>についての研究を開始しています。従来の<将来は社会で役立つ能力とか音楽や美術で一流の芸術家になれる才能を早期に発見して育成してゆくプログラム>とは根本的に異なるようです。むしろ、才能にも関わらず実際には学校生活で本人が困っている場合の支援につながることを目的とするとの事です。研究会には天才児教育から発達障害の専門家までがそろっているようですが、私は論点がかみ合わないのではないかと心配になります。

-2021年11月30日-