いよいよ衆院選の闘いの火ぶたが切られます。世間では短期決戦などと言いますが、1世紀に渡る血と涙の結晶を今こそ昇華させんとする革命政党がございます。戦前の幹部党員はいつお縄になるかも知れないので、同志と密談するために喫茶店で落ち合う時にも懐には【ピストル】を忍ばせていたようです。また、党幹部の中央委員にもかなりの【スパイ】が潜入していて、常に緊張を余儀なくされましたので人間不信に陥りました。このスパイですが、私は警視庁のエリートが党本部に忍び込んで、、、と思っていましたが、違いました。幹部党員が特高刑事に情報を売りさばいていたのが実情です。スパイ党員も党の中では真面目に活動をするので出世します。もちろんライバルがいますが、特高がお縄にしますので、さらに党内で昇進していきました。さて、党の諸先輩の努力が報いたのか、今、将に、選挙の結果次第では政権与党への仲間入りも夢ではなくなりました。共産党員は立共号の動力として覆面・仮面をかぶりながら必死に走っています。高度に発展した資本主義国家日本に於いて、共産楽土を実現できるのです。ロシアや中国のような途上国ではありません。【マルクス経典の予言】がやっと的中するのです。50年、60年と党員をやってきて、やっと報われる時が来たのです。しかし、立憲車両の貴賓席で踏ん反り反っている国会議員の先生方は、<児童買春のどこが悪いのか?>とか<北朝鮮への拉致被害者はもう死んでいるはずだ。>とかの話題で宴会が盛り上がっているようです。【覆面・仮面革命】で政権入りした後の【リベラル政党撃滅論】とかいう事は日本では必要ないかも知れませんね。新自由クラブ、日本新党、みんなの党、民主党、、、と同じで、政党綱領、理念がはっきりしない政党は短期間で自然消滅していきます。日本は【1段階革命】で決着かも知れません。革命論では社会党の勝ちですね。
-2021年10月18日-